甲南病院 について
甲南病院概要
病院名称・住所
病院名称 | 医療法人社団 仁生会 甲南病院 | |
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所在地 | 〒520-3321 滋賀県甲賀市甲南町葛木958番地 |
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TEL | 0748-86-3131 | |
FAX | 0748-86-4131 | |
開設者 | 医療法人社団 仁生会 | |
代表者 | 理事長 古倉 みのり | |
敷地面積 | 13,540m2(鉄骨耐火構造 3階建て) | |
受付時間 | 平日 午前診:午前8時30分~12時 午後診:午後3時30分~6時 (土曜日の午後診は休診) ※時間外の診療についても対応可能です。お電話でご相談ください |
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休診日 | 土曜日午後 日祭日 年末年始 開院記念日(8月1日) | |
診療科目 | 内科 消化器内科 循環器内科 脳神経内科 脳神経外科 糖尿病・代謝内科 呼吸器内科 腎臓内科 血液内科 女性内科 婦人科 外科 消化器外科 乳腺外科 整形外科 形成外科 心臓血管外科 放射線科 麻酔科 肛門外科 呼吸器外科 |
院長挨拶

昨年1月1日付で、古倉みのり理事長・院長の後任として院長に就任致しましたが、昨年1年間は新型コロナに明け、あっという間に過ぎ去った1年間でした。令和3年も、令和2年春の「第1波」と夏の「第2波」に続き、「第3波」の様相を呈しながら迎えることとなりました。当院の周辺でもクラスターが発生し、水際までコロナの脅威を受けて参りましたが、国や県、保健所よりご指導を賜りながら、日々コロナ感染対策を講じ、また、地域住民の皆様のご理解とご協力を頂きながら、お陰様で無事昨年1年間、医療を継続することができましたことを、心より感謝申し上げます。
さらにコロナ禍におきまして、病院機能の増強、治療・療養環境のさらなる充実のため、令和2年5月より、増築工事を開始させていただきましたが、12月には無事竣工できましたことを、御礼申し上げます。
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」は多くの国民に受け入れられ、その遂行により相応の成果が得られているように思います。令和3年は、昨年のコロナ対策の教訓を生かし、マンネリ化することなく、また息切れすることなく、「新しい生活様式」を、日々の生活に浸透させていくことが大切であると思います。病院でも、オンライン面会やAI問診などを積極的に取り入れ、病院として「新しい生活様式」を推進して参ります。さらに、コロナ感染のみならず、災害にもしっかり対応し、事業継続の遂行ができるように、事業継続計画を立て準備して参ります。
これからも、安心・信頼・満足を得られる病院づくりを目指して、職員一同努力して参ります。地域の皆様のより一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。
院長 山本寛
過去のご挨拶
理念・基本方針
理念
地域の皆様の安心・信頼・満足を得られるよう努力します。
基本方針
- 患者さん中心の医療に心がけ、プライバシーと権利を尊重します。
- 医療の質の向上に努め、安全で高度な医療を提供します。
- 急性期医療から、長期にわたる療養まで安心して受けていただける治療環境を充実します。
- 地域の医療機関と連携をとり合理的で効率的な医療を目指します。
- 職員の安心・信頼・満足を得られるよう努力します。
個人情報の保護について・患者さんの権利について
- 平等で適切かつ安全な医療を受ける権利があります。
- 個人情報やプライバシーは厳正に守られる権利があります。
- 病気、治療、今後の見通し等について、分かり易く納得出来るまで十分な説明を受ける権利があります。
- 提案された検査、治療に対して自らの意思で決定する権利があります。
- 自らの診療記録を見る権利があります。
- 自分の診療内容について別の医師に聞く権利があります。
- 十分な医療サービスを人としてふさわしい、やり方で受ける権利があります。
医療安全管理について
患者の皆さまへ
医療安全管理部では患者の皆さんが、安心、安全な医療を受けていただくために安全管理者を配置し、病院全体の安全管理に取り組んでいます。
また、患者さんからのさまざまな医療の安全性に関する心配事や困ったことなどのご相談もお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。
- 院内医療安全管理に関する基本的な考え方
病院の理念に基づき、高度で安全な医療・介護を提供するためには、医療安全対策が不可欠であり、すべての病院職員が医療事故の防止について高い意識をもって防止体制の確立に努めます。 - 医療安全対策に関する取り組み事項
(1)医療安全対策組織に関する事項
医療安全対策に関する問題点を把握し、改善策を講じるなどの医療安全対策活動の中枢的な役割を担うために、「医療安全委員会」、その活動の仕組みや方向性を担うために、「医療安全管理委員会」を設置しております。
委員会はそれぞれ、月一回以上、また、必要時には随時開催します。
医療安全ラウンドを、年3回以上、リスクマネージャーが行い、問題点を抽出し・改善策を全職員に周知していきます。
(2)院内医療安全対策に関する職員研修についての事項
全職員を対象とした医療安全に対する研修会を年2回以上行います。さらに、日々の業務の中で、問題視した内容については、各部署で随時、学習会をします。
(3)患者さんへの情報提供に関する事項
ご案内文書「患者の皆様へ」を院内に掲示します。又、入院時にお渡しする「甲南病院 入院案内」、仁生会甲南病院ホームページに掲載します。
医療安全管理指針は閲覧することができます。地域医療連携室または医療安全管理室にお尋ねください。
※医療安全指針とは、医療安全の確保及び推進を目的として定めたものです。
令和元年12月20日 医療安全管理部
仁生会 甲南病院
宗教上の理由などによる輸血拒否に関する本院の基本方針
本院では令和2年5月以降、基本的に「相対的無輸血」の立場で診療を行っております。「相対的無輸血」とは、救命や生命の維持にとって輸血が必要であると医師が判断した場合には輸血を行う方針を言います。可能な限り、患者さんの意思を尊重し無輸血治療の努力はしますが、患者さんの救命や生命の維持のために輸血が必要な場合には輸血を行います。また、輸血拒否兼免責証明書には署名いたしません。ご理解・ご協力のほど、お願い申し上げます。
臨床研究について
臨床研究について
臨床研究とは、人を対象として行われる医学研究のことです。病気の予防・診断・治療法の改善や病気の原因の解明、患者さんの生活の質の向上を目的として行われます。
当院で行われている臨床研究は、倫理委員会の承認ならびに病院長の許可のもと実施します。
当院で行っている臨床研究
研究実施科名 担当者 |
課題名 | 期間 | 対象者 | 関係リンク先 | |
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① | 外科 山本 寛 |
コロナ禍の面会制限に対するオンライン面会の導入によるストレス緩和の検証 | 2020年11月~ 2022年12月 |
2020年11月から2021年3月に甲南病院に入院し、オンライン面会を希望・経験した患者140名と家族 | 滋賀県産業 振興ビジョン2030 https://www.pref.shiga.lg. jp/ippan/shigotosangyou /syougyou/300813.html |
② | 外科 山本 寛 |
高度肥満症に対する肥満外科治療の費用対効果に関する研究 | 2018年10月~ 2026年10月 |
内科的治療抵抗性の高度肥満患者で糖尿病、高血圧、脂質異常、睡眠時無呼吸のいずれか1つ以上の併存疾患を持つ患者 | 日本肥満学会 http://www.jasso.or.jp/ |
①コロナ禍の面会制限に対するオンライン面会の導入によるストレス緩和の
検証
②高度肥満症に対する肥満外科治療の費用対効果に関する研究
当院で情報公開(オプトアウト)を行っている研究
研究実施科名 担当者 |
課題名 | 期間 | 対象者 | 関係リンク先 | |
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① | 外科 山本 寛 |
National Clinical Database(NCD)登録 | 4月1日~3月31日 (年度更新) |
手術を受けられた方 | National Clinical Database(NCD) www.ncd.or.jp/ |
② | 外科 神谷 純広 |
腹部救急認定医・教育医制度認定施設における急性虫垂炎に対する治療成績多施設共同後ろ向き研究 | 2017年1月~ 2017年12月 |
期間中に急性虫垂炎に対する治療を受けられた方 | 日本腹部救急医学会 https://plaza.umin.ac.jp/jaem |
③ | 整形外科 磯矢 英士 |
日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)に関する研究 | 4月1日~3月31日 (年度更新) |
手術を受けられた方 | 公益社団法人 日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/ |
④ | 血液浄化 センター 西 崇男 |
透析医療(DOPPS)の実態調査 | 4月1日~3月31日 (年度更新) |
透析を受けられた方 | 公益財団法人 日本腎臓財団 www.jinzouzaidan.or.jp/ |
医療法人社団 仁生会 甲南病院 倫理委員会委員長
病院長
※臨床研究に関する情報公開について(オプトアウト)
臨床研究のうち、診療データ等の情報や検体のみを用いる研究については国が定めた「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、対象となる患者さんから直接同意を得ない場合があります。
この場合は掲示などにより研究の内容を公開し、患者さん(ご家族を含む)が拒否できる機会を設けています。この手法をオプトアウトと言います。診療情報を研究に使用して欲しくない方や研究内容について知りたいことがある場合は、その旨お申し出下さいますようお願い致します。
なお、研究に参加しないという申し出を理由に診察で不利益を受けることはありません。
①NCD オプトアウト

②急性虫垂炎に対する治療成績多施設共同後ろ向き研究


③JOANR オプトアウト


④DOPPS オプトアウト
